FreeBSDのportsシステムを利用すると、FreeBSDのバージョンに対応したオープンソースのソフトウェアが、簡単にインストールできます。
Windowsの場合は、パッケージソフトを購入してCDにてインストールするか、フリーソフトを自分でダウンロードしてインストールするのが一般的です。その際、Windowsのバージョンを自ら考慮する必要があります。誤って異なるバージョンをインストールすると、ソフトが起動しないかOSが壊れることがあります。
そういったソフトウェアの依存関係による問題をほぼ考慮せずにインストールできるのが、portsシステムです。
何はともあれ、実際に利用してみるとその利便性が体感できます。
それでは、画面イメージを見ながら実際に利用してみましょう!
1.sysinstallを起動する
masudaq# sysinstall
2.「Configure」を選択し、「Select」を押下する。
3.「Packages」を選択し、「OK」を押下する。
4.「FTP」を選択し、「OK」を押下する。
※この後、Network設定に関するメッセージが表示されることがあります。
5.ソフトウェアのカテゴリリストが表示されます。
6.カテゴリを選択し、表示されたソフトウェアを選択(スペースキー)して、インストールします。
7.後は依存関係があるソフトウェアを自動的にを調べて、同時にインストールされます。
8.ソフトウェアがインストール完了した後は、OSに設定を認識させるために、再起動(shutdown -r now)を実施してください。